中村時広

昭和35年1月25日生まれ
趣味/読書、スキー、バドミントン
尊敬する人/福沢諭吉
座右の銘/至誠通天

【中村時広事務所】

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DJ中村時広 FM愛媛/えひめ・熱中・夢中人! 南海放送ラジオ/おーい中村さん!

5月16日放送分 輝け公務員ランナー

 五月の連休中日、西予市野村町で開催された「朝霧湖マラソン」に行ってきました。 25回の歴史を数えるこの大会は、ハーフマラソンでは県内屈指の過酷なコースではあるものの、温もりのある雰囲気で超人気の大会です。 受入れのキャパを考えると3000人程度が限界ですが、定員をオーバーする申し込みがあったそうです。 特に今年は公務員ランナーの埼玉県庁職員・川内選手がゲストランナーで走ることもあり、エントリーが殺到しました。
 僕は3年前にこの大会で走ったことがあるのですが、登り坂のあまりの苦しさに悲鳴を上げ、よれよれになってゴール、もう出るのはやめようと思ったほどでした。 それが何故今回一転して出場したのか、1ヵ月前に開催された松野町の「桃源郷マラソン」、練習せずに参加して最悪の結果に終わり、このままでは引き下がれないという気持ちになったからです。 1か月間は朝6時くらいの早朝を中心に、近所を走りまわって備えました。
 そしてスタート、最初の4キロほどは比較的平坦なのですが、そこから本格的な山登りが始まります。 勾配もきつく、カーブの連続で先も見えない状況が約6キロ、最後まで持つのかという不安感と闘いながら、歩かないといということだけを目標に乗り切ります。 最初の坂を終えると一旦下りますが、そこから更に約2キロの登り坂が2本待っています。 ここで体力さえ残っていれば、ひたすら下りの後半で一気に行けるのですが、筋力が足りないと下りの衝撃に耐えられずにスピードがでません。 今回は何とか残っていましたので、あらん限りの気力を振り絞ってゴールを目指しました。 タイムは1時間57分、2時間30分もかかった「桃源郷マラソン」のリベンジを果たすことができました。
 ゴールでは畜産の盛んな野村町ならではのおもてなし、採れたての牛乳が待っています。 そして周辺では軽トラ市も展開、地元素材のグルメも満載です。昼食はゲストランナーの川内選手と同席、その人柄に魅了されることになりました。
 川内選手は大学時代、箱根駅伝を走ったことがあるそうです。但し弱小大学だったため、学連選抜での出走、また、下りが得意とのことです。 仕事は定時制高校の現業職員、午後から夜にかけての勤務なので、早朝から午前中に練習しているそうです。 週末は全国の大会に出場、当初は自費での遠征だったそうですが、最近は招待選手としての出走が多くなり、交通費が助かっているそうです。
公務員なので、スポンサーもありません。 埼玉県庁の特別配慮も無し、陸上連盟の強化選手なので強化費が受け取れるのですが、練習に条件が加えられるのでそれも返上、自分のスタイルを貫く芯の強さを感じました。 「もし愛媛県庁にいれば広報広聴課に行ってもらい、毎週愛媛県の宣伝一色に染まったユニフォームを着用して大会に公務で出てもらうのに」などと冗談を飛ばし、楽しい会話のひと時を過ごさせてもらいました。 もちろん「愛媛マラソン」への出走もお願いしておきました。 広場でのランチでしたので川内選手は記念写真や握手攻め、嫌な顔一つ見せず、ニコニコしながら交流をしていました。 近くであの人柄に触れたら、誰もが応援したくなると思います。
 翌日は埼玉県、翌々日は北海道と3日連続でハーフマラソンに出るとのことで、食べる量には度胆を抜かれました。 うどん4杯、やきそば1つ、お好み焼き1つ。鳥から揚げ1人前、川内選手は間違いなく超人です。