中村時広

昭和35年1月25日生まれ
趣味/読書、スキー、バドミントン
尊敬する人/福沢諭吉
座右の銘/至誠通天

【中村時広事務所】

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DJ中村時広 FM愛媛/えひめ・熱中・夢中人! 南海放送ラジオ/おーい中村さん!

愛媛マラソン

新コースとなってから3回目、通算で50回を数える記念大会となった「愛媛マラソン」は、過去最高の7000名を超えるランナーの参加の下、盛大に行われました。
新コース実現までには、紆余曲折がありました。
当時は松山市長、そして大会実行委員会会長の立場で関係者の皆さんと力を合わせ、取り組んだことを思い出します。
それまでの愛媛マラソンは厳しいコース設定と短い時間制限がネックとなり、一般市民ランナーには敬遠されて参加者は減少の一途を辿っていました。
誰もがチャレンジできる「市民マラソン」へ脱皮しようと、2年以上の月日をかけ、関係者がそれぞれの立場で東奔西走しました。
既存コースでお世話になった関係者の皆さんの変更への合意、新コース沿道周辺住民の皆さんの理解、6時間への制限時間延長に対する警備体制の構築、大会スポンサーの獲得、公共交通機関への対応、ボランティアの確保などなど、困難な課題が山積していましたが、着実に乗り超えながら実現に漕ぎ着けることができました。
最初の大会は市民ランナーの皆さんも様子見される方が多かったようで、定員割れの3500人から始まりました。
今回は募集4時間で締め切られるほど応募が殺到、たった2年でここまで成長するとは思いもよりませんでした。
今回は記念大会に相応しいゲストランナーも参加、その中で何といっても光を放っていたのが「Qちゃん」こと高橋尚子さんでした。
彼女は前日から来県してマラソン教室を開催、夜にはオープニングイベントに参加、そして当日はランナーとして20キロ走った後、何とタイムアップまでの6時間、コースを移動しながらランナーたちを最後まで激励して6000人以上の参加者とハイタッチを交わしたというのですから驚きです。
終始笑顔を絶やさず、苦しい表情を見せながら走るランナーたちに元気を送り続けてくれました。
本当にマラソンが大好きで、多くの人がチャレンジしてくれることを心の底から喜んでいる、そんな彼女自身の思いが全身からにじみ出ているように感じました。
地元出身の土佐礼子さんも自分の育ったコースを満喫、ゲストランナーなので非公認記録ではありますが、大会新記録の快走を披露してくれました。
 もう一人のゲストランナーは僕が直接誘った方、プロ野球オールスターゲームやヤクルト秋季キャンプの松山誘致で力を貸してくれた古田敦也さんです。
プライベートで酒を酌み交わした時に、酔いにまかせて「一緒に走ろう!」などと誘ったことが引き金に、実はそのお蔭で今回、僕も走らざるをえなくなってしまったのです。
2年前にゴールした時の感動は忘れえぬものですが、同時にその厳しさと後遺症も記憶に鮮明に残っています。
もう「2度と走ることはない!」と公言して憚らなかったのですが、逃げられなくなってしまいました。
酒の勢いは要注意です。昨年12月から急遽練習開始、仕事が多忙で夜9時以降の練習が中心、しかも2週間前に風邪をひいて最後は殆ど走れずという不安だらけのスタートでした。
今回の作戦は「前半体力のある内に稼げるだけ稼ぐ」、これが大失敗の素でした。
30キロ超えた地点で両腿、両ふくらはぎが同時につるという初めての経験で走れなくなってしまったのです。
歩く、走る、止まるを繰り返す危機的状況が10キロも続きました。沿道からの声援がなければ、ギブアップしていたことは間違いありません。
ゴールの時の感動は前回以上、そして「これで終わり」という思いも前回以上、後は皆さんに任せます。