中村時広

昭和35年1月25日生まれ
趣味/読書、スキー、バドミントン
尊敬する人/福沢諭吉
座右の銘/至誠通天

【中村時広事務所】

〒790-0801
松山市歩行町2丁目1-6
ウインドパレス歩行町1階
Tel. 089-943-8800
FAX. 089-947-8000







HOME > DJ中村時広

DJ中村時広 FM愛媛/えひめ・熱中・夢中人! 南海放送ラジオ/おーい中村さん!

東北被災地視察2

 先週に続きまして、ゴールデン連休を活用して足を運ばせて頂きました、東北被災地3県視察のお話をお届けします。
岩手県から県境を越えて宮城県へ入り、まず伺ったのは愛媛県の医療チームが活動している石巻市でした。北部の北上町という地域が愛媛チームの担当エリア、ここは前日伺った岩手県大槌町と同様、町が壊滅しています。総合庁舎職員20名全員が津波に流され、助かったのは2名だけ、小学生70名以上も犠牲になられています。一命を取り留めた職員さんのお話しでは、津波と引き波に流され続け、5時間も海を漂っていたとのことでした。また、本当に偶然なのですが、北上町に配置された自衛隊は松山駐屯地の部隊、こんなこともあるのですね。
 拠点病院となっている石巻赤十字病院も寄らせて頂きました。同病院の外科部長は震災発生以後に自らの地域人脈や、システム会社の協力を得て、全域を網羅する独自の医療サポート体制を確立、その仕組みを伺うことができました。愛媛県における緊急時の医療体制づくりについて、今後、大いに参考にさせて頂きたいと思います。
 そこから仙台市に向かい、夜は宮城愛媛県人会会長さん達と夕食を共にさせて頂きました。翌朝は一番に県庁を訪問、宮城県知事との面談では、復興に向けた意気込みを伺いました。あくまでも比較でありますが、地の利の関係で物資やボランティアのサポートは、他県に比べて充実しているように感じます。ただ、仙台から離れた地域、例えば前日お伺いした石巻市から北、仙台空港から南のエリアでは、岩手県と同じ状況です。
 実は今年の2月、愛媛県の農林水産フェアを仙台市で開催したばかりで、その時に多くの皆さんにご協力を頂いたのです。関係者の皆さんにだけはお会いせねばと思いましたので、仙台市長、市場関係者、開催会場の百貨店などにもお見舞いに伺いました。
 午後には避難所運営に当たっている職員を激励するため、仙台空港南部の岩沼市へ、その後は愛媛県内市町合同チームが罹災証明発行事務を行っている山元町へと移動しました。それぞれ市長さん、町長さんにもお会いすることができました。
 更に今度は仙台市までとんぼ帰り、新幹線に乗り換えて福島県へと向かいます。福島県知事との面談では、原子力発電所事故への対応という、誰もが経験したことのない困難な課題に、全力で向き合う決意を伺いました。愛媛県からもこれまで、スクリーニングチーム、モニタリングチームの派遣などを行って参りましたが、今後もニーズに合わせ、原子力発電所立地各県の協力が必要と感じます。
 また、風評被害による県内農産物や、観光への影響に悩まれているとのことです。県内有数の観光地である会津若松市などは、原子力発電所から遠く離れており、全く安全であるにもかかわらず、観光客のキャンセルが90%にも上っているそうです。風評の払しょく、愛媛県からの観光も支援の課題と思いました。
 3人の知事さんには、愛媛県に設置した「えひめ愛顔助け合い基金」のこともお話しいたしました。本県への修学旅行支援、被災地への旅行商品支援など、様々なニーズにお応えする準備を進めている旨、お伝えさせていただきましたので、皆さんのご協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 いずれにしても被災地支援は長期にわたります。何よりも皆さんが関心を持ち続けること、それが一番大切であることは言うまでもありません。