中村時広

昭和35年1月25日生まれ
趣味/読書、スキー、バドミントン
尊敬する人/福沢諭吉
座右の銘/至誠通天

【中村時広事務所】

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DJ中村時広 FM愛媛/えひめ・熱中・夢中人! 南海放送ラジオ/おーい中村さん!

東北被災地視察1

 5月の連休を利用して、3日間の日程で、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の東北被災地3県に足を運ばせていただきました。訪問の目的は、現地で活動中の県内自治体職員に対する激励、3県知事との面談を通して支援ニーズのヒントを得ること、及び愛媛県に設立した被災地応援基金・「えひめ愛顔助け合い基金」のご案内でした。
 震災発生以降、愛媛県より多くの自治体職員が現地入りしています。この2か月間の派遣延べ人数は、800名以上にも上っています。
 現在、岩手県釜石市では県庁保健師チームが、宮城県石巻市では医療チームが、宮城県女川町では県社会福祉協議会ボランティア支援チームが、宮城県仙台市では情報収集チームが、宮城県岩沼市では避難所運営チームが、宮城県山元町では罹災証明を主に扱う市町村合同チームが、それぞれローテーションを組んで切れ目のない支援活動を行っています。訪問の前日までは福島県のJビレッジで、緊急医療チームも活動していました。
 今回は、この季節に収穫されるおいしい柑橘類、カラマンダリンと清美タンゴールの2種類を小型トラックに詰め込んで現地入りしました。避難所ではビタミンCが不足しているので、ミカンは大歓迎だそうです。現場職員からの差し入れということで、被災地の皆さんに渡してもらうようにしました。現地は交通の便、作業現場、宿泊状況など、どれをとっても非日常の環境ですが、全員が使命感を持って元気に頑張っていました。
 初日は岩手県の花巻空港から陸路、職員が活動している釜石市に向かいました。ここでは保健師の皆さんが、3か所の避難所で暮らす人々の健康相談を行っています。隣が大槌町という地域、津波で町長さんを初め大勢の方々が犠牲になられました。建物の上に大きな遊覧船が乗り上げたことで、全国ニュースでも取り上げられた場所です。被害の大きさをご想像頂けるのではないかと思います。各避難所を回った後、職員さんと夕食を共にし、当日は盛岡市に泊まりました。
 翌朝の岩手県知事さんとの面談では、最初に四国中央市・三島高校書道部のメンバーが心を込めて書き上げた作品を預かっていましたので、直接お渡しいたしました。被害の大きかった陸前高田市の高田高校に届けて下さる予定とのこと、既に同校に力作が掲げられているかと思います。
 岩手県は関東から入るにも、他県と比べて交通の便が悪く、マスコミやボランティア関係者も仙台で留まる傾向があるため、実態が全国に伝わりにくいことに悩まれているそうです。海岸沿いには小さな集落が点在し、ほとんどが津波によってほぼ壊滅している状況にあります。海沿いを行きますと、陸地部と海面がほぼ同じ高さになっていることに驚かされました。60pから1mほど、地盤沈下を起こしているのです。山間部が多く、平地が限られているため、仮設住宅の建設場所の確保が課題となっており、避難生活も長期戦になることが避けられません。ボランティアニーズの把握とマッチング、そしてその支援が課題と感じました。その足で陸路宮城県に向かって南下、東北自動車道もところどころで路面に亀裂が入り、ガタガタ揺れながらの移動です。被害の大きさを実感させられます。来週は宮城県、そして福島県で感じたことをお話ししたいと思います。