中村時広

昭和35年1月25日生まれ
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ダイアリー

伊方原発に関するメッセージ 平成25年(2013年)

2013年7月17日

伊方1号機の原子炉容器の監視試験片の試験結果報告について

平成23年8月12日に四国電力に対し要請していた伊方1号機の原子炉容器の監視試験片の試験結果について、昨日、四国電力から報告がありましたので、お知らせします。

この試験は、原子炉容器が運転に伴って中性子を浴びることによりもろくなっていき、脆性遷移温度(もろくなる温度)が上昇していくという現象が見られていることから、原子炉容器よりも中性子量の多い原子炉容器の内側に監視試験片を入れておき、将来の原子炉容器の状態を、試験片に先行して出現させる試験を行い、脆化の進行状況を確認するものです。

本件は、伊方原発1号機と同型の加圧水型で、運転開始が2年ほど早い九州電力玄海原発1号機において、平成21年4月に取り出した4回目の監視試験片の試験の結果、脆性遷移温度が急上昇していることが確認されたことから、伊方1号機ではこれまで3回の試験結果で異常な値は確認されておらず、専門家からも伊方1号機は玄海1号機と比べて、原子炉容器の材料中不純物が少ないため問題ないとの意見があったものの、県民の皆さんの不安を払拭するために、平成28年頃の取り出し予定を、前倒しし試験を実施するよう要請していたものです。

四国電力によると、今回の伊方1号機の試験結果は45℃であり予測値52℃の範囲内であったこと、また、玄海1号機の98℃と比較して低く、急上昇も認められず、その他の評価結果についても特に異常がないため、脆化度合いに問題ないことが確認されたとしております。

なお、玄海1号機についても国による特別審査の結果、安全性には問題がないことが確認されています。

県としましては、今回の試験結果を、伊方原子力発電所環境安全管理委員会において、詳細を確認するとともに、今後も安全安心の観点から気付いた点があれば、四国電力に要請してまいります。

また今回、上記の報告と併せて、伊方原発から半径20キロメートル圏内の全戸に対する直接訪問活動を8月27日から実施し、国の新しい規制基準に基づく安全審査の申請内容等について説明したいとの報告がありました。この活動は福島第一原発事故後4回目を迎えるとのことであり、住民との直接対話は、伊方原発の安全確保に向けた取り組みを丁寧に伝えることができるとともに、地域の皆さんのさまざまな意見を吸い上げる良い機会でもありますので、先般のような異常通報遅れを二度と起こさないとの覚悟を社員全員で共有し、その再発防止対策についても住民の皆さんにお伝えするよう要請したところです。