中村時広

昭和35年1月25日生まれ
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ダイアリー

伊方原発に関するメッセージ 平成24年(2012年)

2012年4月13日

亀浦変電所からの配電線の敷設完了に係る報告及び伊方発電所の訪問について

伊方発電所の安全対策については、国から指示のあった緊急安全対策やシビアアクシデント対策のほか、県としてもアディショナル(追加的)な対策を求 めてきたところですが、四国電力の原子力本部長からアディショナルな対策として実施してきた亀浦変電所からの配電線の敷設等が3月末までに完了したとの報 告があり、また、前回福島第一原発事故直後に訪問して以降に実施された安全対策の実施状況を確認し、中長期的な安全対策の進捗状況を把握するため、4月 12日に伊方発電所を訪問しましたのでご報告します。

原発の安全対策においては、電源と水の確保が重要であるとの観点から、この2点について注目して確認させていただきました。
まず電源については、地震による津波により発電所内の電源が喪失した場合に、原子炉を冷却するための機器に給電できる電源車が、津波の影響を受けない標高32mの場所に配備され、起動訓練により直ちに給電できる状態となっていることを確認しました。
また、アディショナルな対策として、四国電力から、発電所近くの標高約100mに位置する亀浦変電所から電線を敷設し、電源強化をする回答を得ていましたが、これについても現地で通電していることを確認し、プラスアルファの送電ルートが確立していることを確認しました。

次に水の問題については、使用済燃料ピットの冷却として、福島原発にはなかった、消防自動車によるタンクから使用済燃料ピットまでの送水ルートが新 たに設置されていますが、この状況や、海水取水用水中ポンプによる海水の注水体制を確認し、通常のポンプが使用できない場合にも、注水できる体制が整って いることを確認しました。

その他、原子炉建屋内への津波による浸水を防ぐための水密扉が計画を前倒しして建屋下層から順次設置されていることや、ストレステストで地震に対する余裕が1.5倍と評価された直流電源装置の補強工事の準備が整っていることなどを確認しました。

まだ、アディショナルな対策として要請したおよそ1000ガルの揺れ対策も含め、終わっていない対策がありますので、私の方からは、できるだけ早く 完了させるとともに、県への報告連絡体制の堅持、更には整備したハードを適切に扱うための非常時の訓練の充実についても要請しましたので併せてご報告しま す。

最後に、伊方発電所の状況についてはこれまで随時報告を受けてきたところですが、今回の訪問で実際に現地を確認し、自分自身の目や耳で確認することで、より正確に認識することができましたことを申し添えます。