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11月28日に四国電力柿木原子力本部長から、
(1)今年度2回目となる訪問対話活動の結果について、
(2)非常用発電機等設置のための地質調査について、
(3)伊方1号機監視試験片の取り出しについて、
合わせて3件の報告がありましたのでご報告します。
一つ目の訪問対話活動の結果についてですが、前回とほぼ同数の約28,500戸を訪問(在宅率51%)し、そのうちの5%の方から、安全性への懸念 や、避難方法が定まっていないことへの不安などの厳しい意見をいただいたとの報告を受けました。厳しい意見も含めて、すべて包み隠さず報告、公表する姿勢 は大事だと思っております。不在であった方に対しても再度訪問することなどを、改めて要請しました。
二つ目の地質調査についてですが、福島第一原発事故を踏まえた安全確保対策として、新たな恒設の非常用発電機や事故対応の緊急資機材保管庫の設置に 向けた候補地調査のため、12月から約1年かけて地質調査を実施するとの報告を受けました。また、アディショナル(追加的)な対策である亀浦変電所からの 配電線敷設の進捗状況について確認したところ、年明けに予定されている伊方2号機の定期検査中に発電所へのつなぎ込みを完了する予定とのことでした。
三つ目の伊方1号機監視試験片の取り出しについては、8月12日に私から前倒しで実施するよう要請していましたが、試験片の取り出しが終了したとの報告がありました。当初予定していた計画からは3年くらい前倒しされ、結果が出るのは平成25年になる見込みとのことです。
私の方からは、およそ1,000ガルを目途としたアディショナルな揺れ対策についても、できるだけ早く完了するよう要請いたしましたので併せてご報告申し上げます。