中村時広

昭和35年1月25日生まれ
趣味/読書、スキー、バドミントン
尊敬する人/福沢諭吉
座右の銘/至誠通天

【中村時広事務所】

〒790-0801
松山市歩行町2丁目1-6
ウインドパレス歩行町1階
Tel. 089-943-8800
FAX. 089-947-8000







HOME > ダイアリー

ダイアリー

2011年4月15日 「東北・関東大震災に際してメッセ−ジ6」

連休中を利用して、東北被災地3県(岩手県、宮城県、福島県)に足を運ばせていただきました。訪問の目的は、現地で活動中の県内自治体職員に対する激励と、3県知事との面談を通して支援ニーズのヒントを得ることでした。
 現在、県内自治体職員は、保健師チームが岩手県釜石市で、医療救護チームが宮城県石巻市で、避難所支援が宮城県岩沼市で、罹災証明を主に扱う市町合同チームが宮城県山元町で、それぞれがローテーションを組んで活動しています。訪問の前日までは福島県のJビレッジで、災害派遣医療チームも活動していました。全員が使命感を持って、元気に頑張っていたことをご報告申し上げます。
 岩手県知事との面談では、最初に三島高校書道部のメンバーが心を込めて書き上げた作品をお渡ししたところ、被害の大きかった陸前高田市の高田高校に届けて下さる予定とのことでした。交通の便も他県と比較して悪く、マスコミやボランティア関係者も仙台で留まる傾向があるため、実態が全国に伝わりにくいことに悩まれていました。海岸沿いには小さな集落が点在し、それらがほぼ壊滅している状況にあります。仮設住宅の建設場所の確保が課題となっており、避難生活も長期戦になることが避けられません。ボランティアニーズの把握とマッチング、そしてその支援が課題と感じました。
 宮城県知事との面談では、復興に向けた意気込みを伺いました。あくまでも比較でありますが、地の利の関係で物資やボランティアのサポートは、他県に比べて充実しているように感じました。ただ、仙台から離れた地域、例えば石巻市から北、仙台空港から南のエリアでは、岩手県と同じ状況です。石巻市の赤十字病院では、市内全域をケアする組織を組み立てた外科部長と面談、緊急時における医療体制づくりのヒントもいただきました。
 福島県知事との面談では、原子力発電所事故への対応という、誰もが経験したことのない困難な課題に、全力で向き合う決意を伺いました。本県からもスクリーニングチーム、モニタリングチームの派遣などを行って参りましたが、今後もニーズに合わせ、原子力発電所立地各県の協力が必要と感じました。また、風評被害による県内農産物や、観光への影響に悩まれているとのことです。県内有数の観光地である「白虎隊」の歴史で有名な会津若松市などは、原子力発電所から遠く離れており、全く安全であるにもかかわらず、観光客のキャンセルが90 %にも上っているそうです。風評の払しょく、愛媛県からの観光も支援の課題と思いました。
 3人の知事には、愛媛県に設置した「えひめ愛顔の助け合い基金」のこともお話しいたしました。本県への修学旅行の経費支援や風評被害を受けている被災地の農産物等の販売支援など、様々なニーズにお応えする準備を進めている旨、お伝えさせていただきましたので、皆さんのご協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。